Cultura de Guatemala



グアテマラらしい主要行事をカレンダーに沿ってご紹介。

   
1月1日 お正月
  

2月下旬 カルナバル

それは謝肉祭のこと。
ブラジルのリオのカーニバルで有名なアレです。
そもそもこのカーニバル、灰の水曜日を前に行われます。その期限は古代ローマの農神祭のようで、食物の恵みを神に感謝し、十分に食べて喜び、carne vale(肉よさらば)と言って、四旬節(灰の水曜日に始まり、聖土曜日に終わる40日間の復活祭前の期間のこと。)の断食に入ったことから、carnaval(カルナバル)と呼ばれるようになったらしい。

2月下旬 灰の水曜日

セマナ・サンタを祝うための準備期間の開始日で、セマナ・サンタの40日前にあたる日らしい。(正確には46日前なんだけど、日曜日はイエスの復活を記念する喜びの日だからカウントしない。)
で、イエスが宣教生活に入る前に、荒れ野で40日間、祈りと断食を行ったことにならって設けられた、祈りと断食の始まりの日でもある。ということで、今でも熱心なキリスト教徒の皆さんは、イエスの痛みを分かち合うためにこの日は肉はもちろん卵や乳製品、酒を控え、1日1度しか十分な食事は摂らないといふ。

   
3月下旬〜4月上旬 セマナ・サンタ

セマナサンタ(聖週間)はキリスト教世界において、もっともよく知られた伝統行事のひとつ。
枝の主日(Domingo de Ramos)から復活の主日(Pascua)までの7日間を聖週間といい、イエス・キリストの受難、死、そして復活の栄光を祝い、記念します。 セマナサンタは月の満ち欠けを基にしているため、毎年日にちが変わります。基本的に「春分の日の後の最初の満月の次の日曜日が復活の日」。 この期間中は、キリストのエルサレムでの受難を再現するために、信者たちがキリストや十字架、棺などのパソ(山車)を担いで、街中を練り歩きます。

5月10日 母の日

6月17日 父の日

6月30日 軍隊の日

   

7月最終日曜日 ラビン・アハウ

とは簡単に言うと先住民のミスコンです。
全国の先住民がラビン・アハウ(王の娘という意味)になるためコバンという地域に集まってきます。
決勝戦では知性も問われます。
質問の書かれたカードをそれぞれが引き、スペイン語と自分の地域のマヤ語で2分間ずつその質問に対する答えを述べる。 質問には「マヤカレンダーで今日は何日?」なんてものもあります。 しかし、選ばれし者たちは堂々と即座に答えを述べる。 あっぱれです。


9月15日 独立記念日

ということでグアテマラ国歌です。


   
11月1日 死者の日

日本でいうと、いわゆる「お盆」。 で、この日は全国各地で凧揚げが開催されることで有名。 その開催場所はなんと「墓場」! 凧を揚げるためにみんな墓場ん中を駆け回る。ここでの埋葬方法は土葬。なので、人型に盛り上がった土の上だろうがなんだろうがかまわず、踏んでいく。見学者はお墓の上に座って歓声を上げる。朝、墓場に到着したときには各お墓にはお花(主流はマリーゴールド)がお供えしてあって、きれいに飾られてたのに、夕方近くにはもうぼろぼろ。お花は蹴散らされ、陰も形もない。日本でやったら「この、ばちあたりが!」といわれんばかりの立ち振る舞い。
ここで「凧を揚げる」ということはご先祖様と繋がるという意味があるらしく、男の人たちは凧が落ちないように必死にコントロール。落下したときは、数人の男の人たちが落下地点までダッシュ。その後、敗れたところや折れた骨組みを修復し、再びチャレンジ!が何回も何回も一日中繰り返される。


12月7日 悪魔の日

12月12日 グアダルーペの日

12月24日 クリスマス・イヴ

12月25日 クリスマス